教育方針

POLICY

授業方針;集団・板書形式の授業と個別形式の授業のメリットをともに取り入れていく

~集団・板書形式の授業でありながら個別形式の授業の要素も取り入れていく~

集団・板書形式の授業と個別授業にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

●集団・板書形式の授業のメリット…ライブ感ある授業で、緊張感と活気がある(いつ、先生にあてられるか分からないという緊張感で授業に集中できる)・周りの友達の理解度が見え、自然と生まれる競争心によって頑張る気持ちが湧いてくる
●集団・板書形式の授業のデメリット…授業のなかで理解できない箇所があっても講師側から「理解できてないか」 の確認作業が授業途中で行わなければ、自ら授業中理解できてないことを発信しないと、その疑問が解消されないまま授業は進んでいき、理解度として遅れをとってしまいがち。

●個別授業のメリット…自分の理解度に合わせて授業を進行してもらえる・自分が納得いくまで説明してもらえる・どのタイミングでも周りを気にせず質問しやすい。
●個別授業のデメリット…先生との関係が密で先生との性格相性が大きくかかわってくる・授業が自分に合わせて進む分、進度がスローペースになったり、自分と同じ状況で頑張る仲間の姿が見られない分、自分自身で奮起する気持ちをしっかり持っていないと、先生との関係が慣れてくるほど気持ちがだらけがちになる・講師側としても良好な関係を築きながら授業をしたいと思うので、集団授業なら言える厳しい言葉も1対1の関係では負担が大きすぎると判断し、言えないということも。

~それぞれのメリットを取り入れるためには!~

当塾の授業の形式は板書形式の一斉授業ですが、各クラス定員は12名なので多すぎない人数での集団授業で、講師から見て個々に目が向けやすくなっています。
当塾では講師が問題の解説をした後、受講生自身がもう一度同じ問題を解いたり、類似問題を解いたりします。その際、講師が各机を回っていくことがありますが、各受講生の解き方から理解度を見て、その場で個別で指導するか、全体的に同じ箇所での理解度が浅い部分があれば板書形式で指導するかを判断します。上述の両方のメリットをともに取り入れるためには講師側も常に受講生の理解の状況を勉強しなければなりません。受講生の各机を回る他に、講師側でその状況を把握する工夫がいくつかあります。

その工夫のひとつとして、授業内における講師側からの【理解の深度を推し量る質問】があります。
当塾では、「ある問題」を解説した後、さらにその問題の理解を深めるため「その類似問題」を解くことが多くありますが、類似問題を板書形式で解説する際、先に解説したほうの、もとの問題を理解できてなければ答えられない質問を受講生にします。この質問に答えられるか否かで受講生の理解度が確認でき、仮にその受講生が自分の理解できてないことを講師に伝えられなくても、講師が受講生の理解度を知り、理解不十分な箇所への解説を行うことができます。また、公式や定理なども要所要所で問題に関連して答えられるか確認します。これらの質問を以下で【理解の深度を推し量る質問】とします。

他に、授業内では、節目節目で受講生全体への「分からないところはないかな?」という理解できているか確認の質問を投げかけます。この時点で、挙手等あった場合、理解できていない箇所を解説して問題解決していきます。しかし、理解できてなくても自ら理解できてないことを発信しにくかったり【←こちらを前者とします】、理解できていないことに受講生自身はっきり気づいてなかったり【←こちらを後者とします】する場合も、時にあります。

当塾ではその【前者】の対応策として、上述したように【理解の深度を推し量る質問】をして自己発信が苦手な受講生をフォローしていきますが、受講生が分からないところを恥ずかしがって自分から聞けない場合、聞かないでいることによりせっかくの学力アップのチャンスを逃してしまっていたり、有効活用できていない時間を生み出してしまっていたりすることや、自ら発信することは決して恥ずかしいことではないんだよということを少しずつ伝えて、自分で発信するチャンスを作っていく努力をします。(あくまでもゆっくりと、受講生自身の気持ちの部分で負担にならないよう考慮しながら導いていきます。基本的には、発信しづらいことも個性と考えます。その個性を尊重しながら、その個性を認めながら、信頼関係を築いていくなかで、こう変わっていくとこんなメリットがあるんだよ、ということを知ってもらい、実感していく機会を多く重ねていくイメージです。勉強は基本的にはつらいものというイメージがありますが、そんななかに光というか、こんな良いこともあるのかと知ってもらうことが増えれば、こどもたちの勉強に対する意識というのは変わってきます。(勉強が嫌いとか苦手と話す受講生もいましたが、そういう受講生でも問題を解けたときにはとてもうれしそうに見えます。どのこどもたちにとっても、やはり問題を解けるようになっていくことはとても嬉しいこと(=良いこと)であり、そういうことを自分の力で手に入れたと実感したときに学習意欲へとつながります。例えば、自ら発信するのが苦手だった子が、自ら発信したことで、自分で問題を解けるようになる近道を知ったときには、「それは自分が〇〇したときに【この場合は、自分で発信したときに】、良いことがあった【この場合は、問題を解きやすくなった】」という経験ができ、自然と、良いことに導いた事柄【この場合は、自ら発信していくこと】を身に着け始めます。そのような経験をどんどん重ねることができたとき、勉強に対する可能性を本人が感じ始め、自然と頑張り始めます。)もし、保護者の方で、こどもたちにどう声をかけていいか分からないという方がいらっしゃったら、『〇〇できないと(悪い事柄に関すること)になっちゃうよ』と言うよりも、『〇〇すると(よい事柄に関すること)があるよ』と、ぜひ親目線の良いことではなく、子供目線で良いことを考えて伝えてみてください。勉強に対するイメージが良いものに少しずつでもなっていけば、必ずこどもたちは力を発揮していきます。このことは数回ではなく根気よくずっと続けていってほしいことです。とはいえ、難しい事ですが、頻繁に言いすぎないよう、ぜひ、要所要所でのアドバイスをしていってあげてください。そして時には「できないこと」でお子さんが悩んでいるのが見えたときには「できないこと」に関しても個性として認めてあげてください。こどもたちのなかに「できなくても(保護者の方が)認めてくれるんだ」という思いが生まれたときに、親子の信頼関係はより強固なものとなり、信頼されているんだという土台のなかでこどもたちは力を発揮しやすいように思います。

【後者】の対応策としては、理解できていないことに気づく機会を多く作る努力をしています。案外、勉強してきたつもりで、勉強した部分が身についてなかったり、授業中理解できたと思ったことが実はよく分かってなかったということがあります。
前回の授業分のテスト問題を作って確認したり【←現役生週末授業の場合は単発授業なので前回分のテストはありません。以下、単発授業では時間に限りがあるため、当てはまらない内容がありますことをご了承ください。】、授業中理解できたか分かる類似問題を解く作業をしてもらったりします。しかし、前回分のテストで実際に解けてなくても「勉強してきたんですけど」と言う受講生もいます。もちろん、その受講生は勉強してきています。ただ、実際に知識として身についていく勉強方法をできてなかったり、よく聞いていけば、自分なりには勉強してるのだけど、身についている勉強方法ができているひとと比較したときに勉強する回数が少なかったりします。そういうときには、自分で勉強できたかを確認できる方法を教えたり、どれくらい勉強したら身につくのかを実感していってもらったりします。その身につく作業がどのようなものか受講生が気づいた瞬間を講師はできるだけ見逃さないようにして受講生と一緒に実感を共有します。気持ちを共有できたほうが、認められたという思いが増えて意欲につながると考えています。(とはいっても、実は理屈ではなく、ただ、一緒に成長を喜びたい!!というのが講師の本音です!やっぱり成長が見れるのって嬉しいことです!)

以上のように学習意欲が高まってくると、その結果、各受講生の足並みが揃いやすくなり、より個別授業のようなメリットも得やすくなります!これらには時間がかかることもありますが、根気よく指導を続けます。

トータル的には、個別授業であろうと一斉授業であろうと、基本である人間同士の付き合い-コミュニケーション-はなにより大事なものだろうと考えています。最終的には精神面での成長が勉強への成長へとつながっていくと考えていますので、精神面でのサポートもしていきながら、そして、強いては、受講生たちが社会に出て、社会人として何か克服すべきことがあったときに乗り越えられるような、そんな精神力を培っていくための、基礎固めのお手伝いを講師として微力ながら、勉強を通しお手伝いできればと思っています。

 

教育方針

ただいま編集中・・・

プリント作りへのこだわり

プリントはすべて講師自身が色々なパソコンソフトを駆使し、熟考に熟考を重ね、作成します。2017年度より、新たにアドビのソフト(グラフィックデザイナーの方が使うソフト類)も使用し、数学のプリントでの図形描画もしやすくなりました。さらに良い教材作りを目指します。

プリント類は実際の授業で使用し、より『こうしたほうがいいな』 と思えば、どんどん変更しています。

当塾では講師が1名ですが、『プリント教材を作る・使う』講師が一致することで、教える講師の思い描くそのものの段取りで、より徹底した、効率を意識した進行方法で授業を進められます。―このように、講師が1名であるメリットは他にもあります。複数の先生がいらっしゃることのメリットはもちろん多数あるのですが、時に、先生によって教え方が異なったり、教育方針が異なったり、受講生が混乱する場面が生まれることもあります。講師が1名であることで、受講生へ一定の安定した指導を提供していきます。

また、受講生に授業内容を理解してもらえるように伝えられるのはもちろん大前提として、講師の考えとして、授業のなかで一番大事にしていることは”段取り”です。段取りの良し悪しによって、授業の雰囲気は全く異なります。
かつて、ある受講生が初めて当塾の授業を受けた後、受講生のお母さまから『授業の時間があっという間に終わってしまってびっくりした!と感激してました~!』とご連絡いただきました。そのご感想がいただけたこと、大変うれしかったです。当塾の目指す授業の、大事な部分の1つが、その部分で、受講生が思わず集中して、授業時間があっという間に経ってしまった!と感じられるよう、いつも心がけているのです。当塾オリジナルのプリント類も、授業を段取りよく進ませ、授業時間が短く感じられるための工夫のうちのひとつです。これからも、より良いプリント作りのための研究・工夫をし、プリント作りの技術をますます磨いていきます!

※今年度(2017年度)より、これまでの考え(板書形式で解説したものを各受講生がノートに書き写す作業も大事なものとする考え)を一新し、授業の時間をさらに有効活用するため、必要最低限の書き写し作業で済ませつつ、理解度は高めることを目指し、これまでのすべての教材を作り直す作業をしています。

ノートの取り方等の重要性と指導

ある出版社から、東大合格生のノートはかならず美しい、といったタイトルの本が出版されました ― それをすべてとは思いませんが、たしかにノートの取り方が成績に影響する部分は多いにあると考えています。大学受験の勉強をする期間は、受験生にとって限られ、高校の3年間または、予備校生になればプラスα(アルファ)年で、多大な内容を詰め込んで勉強しなければなりません。一般的には、その年数では勉強しきれない量の内容です。その内容を要領よく勉強できるかはノートの取り方や問題集等への書き込み方で変わってきます。いかに見直しやすいノートにするかは重要です。講師自身が現役生時代に自分でいろいろ試した結果、良かった問題集等への書き込み方を指導するとともに、板書した内容をそのままノートに写してもらえれば、見直しやすいノートになるよう工夫しています。

特に数学では、板書の仕方によってはそのままノートに写しても見直したときにはもう分からなくなっている、ということもあります。解く流れが分かりやすい記述や、なぜその次の式につながるかの理由を要所要所で付け足すこと、また、授業中の”念押し説明”等で、その問題解消を目指します。

当塾の、”念押し説明”とは、授業で一通り解説したあと、改めて受講生に『しっかりと集中』を促し、もう一度、あるいはもう二度、さーっと通して解説することです。その際、講師と同じ説明を受講生にもしてもらうよう促すことがあります。解説を聞いてもらうこと(インプット)と、同じ説明を受講生自身がしてみること(アウトプット)を繰り返すのですが、このインプットとアウトプットの繰り返しが長期記憶を生むとされています。最近は脳科学が発展し、記憶についての研究が多くされていて、後で知ったことですが、この”念押し説明”も記憶を長く保つために有効だったようです。

ちなみに、他に勉強の要領良さを左右するものとして、過去の事例としては、プリント類の整理の仕方が挙げられるかと思います。家庭教師先でのことでしたが(現在は家庭教師はしておりませんm(__)m)、学校の多数のプリント類をうまくまとめられず、勉強がはかどらなかったという事例がありました。プリント類については、すべてきれいに整理する必要があるのではなく、うまく捨てていくことのほうが大事です。ちゃんと見直しできたら、プリントと重複している内容の載っている参考書等あれば、プリントのほうは捨てるべきです。見直すべきことが多数あることは、『たくさんしなきゃいけないことがある』という不確かな不安から『どれからしていいか分からない』という混乱を生みやすく、精神的にやる気をそがれることが多いように思います。それよりは見直せたからという確信を経て、捨てたほうが自信が生まれやすくなります。よっぽどこれは大事だ!と思えるもの以外は見直し後、捨てていってしまいましょう。見直しのコツとしては、3日間連続で覚えているかの確認テストを、決まった時間帯に自分でして、忘れていたら覚え直す、を繰り返します。覚えたままが2日続けば良しとしましょう。3日間のうち、覚えてない日が続けば、2日連続で覚えた日が続くまで、確認テストをする日数を増やしましょう。

また、上記のプリントの整理のように、ルーズリーフをノート代わりに使用している場合も同じく、整理作業が付きまといます。整理が得意な場合、ルーズリーフもとても便利な文具です。しかし、まとめるのが苦手なら、一般的な、閉じられているタイプのノートを使用をおすすめします。もし、ルーズリーフを使用していて、ルーズリーフのページがいつの間にかどこかにいってしまった、とか、前の授業で使用したルーズリーフを次の授業までにファイルにまとめられなかった、など整理が順調にはかどっていない兆候があれば、一般的なノートを使用しましょう。整理にわずらわしさを少しでも感じればそれは勉強にとってはマイナスとなります。

そして、当塾では、上記のように、インプット・アウトプットの繰り返しを授業のなかで多く行いますが、数学の授業の場合、板書で解説したものを、受講生各自のノートで繰り返し解く作業をしてもらうことも多くあります。高校の数学の問題では記述が長く、ノートのページ数をたくさん使うものは少なくありません。しかし、繰り返し解いたものというのは、残しておくものとして重要ではなく、捨ててしまったほうがいいです。一度のきちんとした記述さえ残しておけば見直しができて、逆に、多数の繰り返し解いたものが残っていると、ノートで本当に必要なものがどこにあるのか見つけるのに苦労します。当塾では、そのように残しておく必要のない記述は、見直し用のノートと別で記述してもらいます。捨ててしまっていいものなので、新聞広告の裏に書いてもいいし、安価なコピー用紙を買っておいてそれに書いてもいいです。または、少しもったいないですが、捨てる用のノートを用意して、それに書いてもいいです。講師自身も、学生時代、数学問題を繰り返し解く場合や、英単語を繰り返し書く練習では広告の裏面の白紙部分を使い、その都度どんどん捨てていました。繰り返し解く際、慣れてきた場合は、頭の中で手順を考えながら省いた記述を、自分にしか解読できないような殴り書きをしてもかまいません。ただし、慣れてきたと思うことが慢心ではいけません。慣れてきた場合でも、たまには最初から最後まで丁寧に記述してみることを忘れないようにしましょう。

部屋の片づけで「断捨離」という言葉が流行りましたが、勉強においても要領よくこなしていくには、時には「断捨離」が必要です。以上のこと等を授業内でも指導していきます。

 

※数学において、残しておくノートとしておすすめなのが『新課程チャート式解法と演習数学完成ノート』です。●●●(続きは、ただいま編集中です)